2年ぶりに開催される奈良マラソン2021、後1か月余りに迫ってきて、出場ランナーのために日夜奮闘されている　奈良マラソン実行委員会事務局長　野田　康彦様にお話しをお伺いできました。

奈良は観光名所旧跡も多く、風光明媚な環境で毎年多くのランナー、ボランティア、応援の方々に人気の大会です。

都市型マラソン大会の中止や延期の続く中、賛否両論ありますが、中止をするのは簡単だけど、いかにして開催するかを考え、意見交換し、救護委員会の意見も参考にしながら、開催決定されました。
私たちはその勇気に感謝いたします。

奈良マラソン一番の魅力は、おもてなし、沿道の応援だそうです。
応援の方々との距離が近いですね。
今年は声を出しての応援は、自粛をお願いしております。念じれば通ずです！

コースは自然豊かな山々も多く、アップダウンの多い難関コース。
筆者は初めて奈良マラソンに出たときはタイムアウト、あえなく失格となりました。
それでもだからこそ人気もあるのだそう。
そのアップダウンを楽しめるなんて出場をされる皆さん本当に尊敬します！

当日まで予断は許されないような状況ですが、コロナ対策も万全、安全安心の大会にしようと、試行錯誤を重ねられています。
出場種目もフルマラソン（42.195㎞）だけにし、参加人数も8千人。
これは例年の約半数。
整列は適宜間隔をあけ、随時スタート、ネットタイムが正式なタイムになります。
とはいえ、制限時間6時間、最終スタートなら5時間半くらいでゴールしないと失格ですよ。

前日エントリーも、EXPOも無し。
少しさびしい気もしますが、何よりも関わる皆さまの安全優先。
奈良マラソン2021実行委員会さんには、2010年来の経験があります。
そして開催に向けての熱い思いがあります。

私たちもその思いに感謝して、スタートラインに立てることを誇らしく思います。