Aloha〜
昨夜は雨がたくさん降りました☔️
雨の音に耳を澄ましながら眠りにつくのも、なかなか趣深いものです。
パチパチなる雨は “カニレフア”
ザーザー激しく降り出したら “カウアロク”
優しい霧雨は “トゥアヒネ”
火の女神ペレは神話の中で、眠りに落ちることによって自分の魂を遠くに旅立たせますが、
昨夜私は、ヒロ、ハナレイ、マノアに思いを馳せました。
ハワイ島ヒロに降る雨はカニレフア
レフアの硬い葉っぱに雨が当たって音(kani)が鳴るからそう名づけられたそうです。
カウアイ島のハナレイに降るどしゃ降りの雨はカウアロク、
そしてオアフ島のマノアに降る優しい霧雨はトゥアヒネ。神話に出てくる女神の名前でもあります。
それぞれの雨が、色々なハワイアンソングに登場します。
ハワイの人々は自然を愛し、理解し、自然と共に生きているから、雨にも風にも名前がついているのでしょうね。
かつて、或る尊敬するクムが教えてくださいました。
ハワイの人々は何かを見た時、自然の状況を伝えようとする。
視覚・嗅覚・聴覚…emotion を研ぎ澄ませて。
私たちはフラを踊る時、カヒコを学ぶ時、
ハワイの人が、昔の人達が何を見たのか、何を感じたのかを考え、知る必要がある。
それが huna no’eau (秘伝)、曲に隠れた秘密である。
雨や霧が地球上に、植物に水を与え、大地を潤し、山の方へ戻っていく。
山を見た時、そこに霧が降りてくる様子、上がっていく様子、霧がどういう風に動いているか見てください。
雨が上がった後、大地からあがってくる香りを感じてください。
そうすると、mele(曲)の意味を理解できます。
当時もなるほど〜と心に深く響いたお話でしたが、あれから何年も経った今、なお深く、より感慨深く当時のクムのお姿と共に思い出されます。
それ以来、私は生駒山を見上げ、鳥の声に耳を澄まし、時には観葉植物に話しかけ(違うか 笑)…
生駒山がコオラウ山脈に見え、近所の公園がマノアの森にも思える今日この頃です。
Mahalo nui
教室の方は6月より再開いたします。
フラを始めたい方、体験を希望される方は先ずはメールまたはお電話にてご連絡・ご相談くださいませ。