麺屋 岡田 は、2017年11月にできたラーメン店。
ラーメン好きの店長が独学で生み出したとりとんこつラーメンなるものがウリだそうだ。
ラーメン界ではダブルスープが主流とはなってきているが、それは動物系と魚介系の2つを合わせるもの。麺屋 岡田 の とりとんこつ とはいかなるものか？

店舗はなかなか珍しいコンテナハウス。
しぶ～い茶色の壁は、スープをイメージしているのか！？
さらに、力強い筆文字で麺屋 岡田。

あやしさ満点でなかなか入りづらいが、ここまで来たからには、入らないわけにはいかない。

男たるもの。覚悟を決めて。
ガチャッ！

店内は、カウンター5席。
片隅に小ぶりの観葉植物が置いてあって、女性への配慮も感じられる。

麺屋 岡田において「ラーメン」＝「とりとんこつラーメン」のみ。繰り返すが、とんこつではない。とりとんこつ、である。
追加トッピングも目につくが、まずは素のラーメンを注文するのが流儀だ。

さあ、とりとんこつラーメンが運ばれてきた。
ラーメンと１対１で向かい合う。

なんといっても目につくのは、ぶ厚いチャーシュー！　しかしこのチャーシューはいったん楽しみに取っておいて、チャーシューの下にある麺を上に引っ張り出しながらまずは一口、ズルッ！

おっ、濃い！　この味は・・・。濃厚でかすかにとろみのあるスープが、中細麺によく絡む。
骨の髄まで生かし切った、渾身のスープだ。ご飯にかけても美味しい。白ごはんと合わせて頼むのもアリだ。

チャーシューもやわらかくて美味！ 一度焼き上げたあと、じっくり煮込んでいるからこそのこの味わい。とろけるような舌触りが楽しめる。

そして、何よりもいい仕事をするのは刻み玉ねぎ。
さっぱりとしたアクセントになっている上に、スープに甘みを加えている。

BGMもない静かな空間で、麺をすする音のみが響く。

麺屋 岡田の とりとんこつラーメン、堪能させてもらった。

麺屋 岡田、実はラーメンを引き立てるサイドメニューもある。
鹿児島・桜どりのからあげは、ごろっとしていてとてもジューシー！テイクアウトも可能だ。
ミニチャーシュー丼も、甘めの味付けでご飯が進む！

定番の煮卵の他、チーズのトッピングなども可能！
トッピングによって味の変化を楽しんでほしい。

わかりづらい場所にあるが、濃厚系ラーメンが好きな方は、ぜひ足を運んでみてはいかだろうか。
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