奈良市にも桜の名所はたくさんありますよね。

その中から、一ヶ所を選んで、まいぷれ班、今年は佐保川の桜を見にいくことにしました。

咲き始めの頃は、週の半ばに急に寒くなったり、雨が降ってしまったりの日が続いていました。
まいぷれ奈良の活動中に何度か通りかかった、近鉄新大宮駅の北口を出てまっすぐ行ったところにある橋の上には、カメラを持って写真を撮っている人がパラパラいる程度。
桜もまだ、幹と枝が目立つ頃で、花にも硬さが残ります。


佐保川桜祭り燈火会が行われるようで、そこここにサインが出ていました。

そんなウィークデーに続いた4月1週目の週末は、ぽかぽかのまさに花見日和に。
佐保川の三笠中学校の傍にある整備された河原に、お弁当を持ってお出掛けしましたー。

近鉄新大宮駅南口から少し歩き、川に出た時には、見事な桜並木に、思わず息を呑みました。
川沿いに延々と続く桜は、本当に素晴らしいの一言に尽きます。
暖かい春の日に誘われて、一気に花開いたようで、まさに満開でした！
日差しにキラキラ光る川が草の緑で縁どられ、その上に薄ピンクの桜が両方からトンネルのように手を伸ばしています。
小さな橋がいくつもあるので、その度に写真が撮りたくなっちゃいます。
同じように、川辺の遊歩道は、カメラを手に、そぞろ歩きされる人で賑わっていました。

さらに、もう少し南進し、お目当ての整備された河原の広場へ。

河原は、家族連れがいっぱい。友達グループらしき人達もいます。
暑いくらいの日差しで、木陰を逃したグループの人達は、日傘など差しながら座っていました。
BBQをしているグループもあって、香ばしいいい匂いが♪
だんだん酔いが回ってきたのか、楽しそうに話す人びとの声も聞こえてきます。

子どもたちは、ズボンの裾をまくりあげて、お水にジャバジャバ！
川面に浮かんだ桜の花びらが、ゆらゆらと漂う様も、いとをかしと、和歌など詠みたくなる(のか?!)日和でございました。

佐保川の花見のいい所は、どこから見ても綺麗なので、人は多いものの、混雑する事はない所。私達も、お昼には遅い1時過ぎに着きましたが、ゆったりと座ってランチ出来ました。
また、私達が行った周辺では屋台等もありませんでした。そのかわりに、静かで落ち着いていて、地元民に愛されてるスポットなんだなーと思いました。

来年は皆さんも是非、お出掛け下さい！